「やってみたい！」を宝物に。

強い部分も弱い部分も、その子のかけがえのない個性。その個性を生きるパワーに変えるために、“気持ちが動く瞬間”をたくさん経験していきます。できる・できないよりも、まずはその子の「やってみたい！」という気持ちが、なによりの宝物と考えています。お母さん・お父さんの子育ての悩みや困りごとも、ここでいっぱい聞かせてください。忙しい毎日のなかで、子育てのことで立ち止まれること自体が、ほんとうにすごいこと。一緒にたくさん話しあい、子どもの成長を見たときには、両手をたたいて喜びあいましょう。どんなときも、子育ては楽しむことが大切。お子さま、お母さん、お父さんの笑顔をあと押しできるよう、全力で向き合いたいと思います。

幼児期からの介入や積み重ねが大切。

私は普段、発達や心身症を専門にしている小児科医です。近年、少子化にもかかわらず不登校や心のしんどさをかかえる児童は増えています。不登校に至るきっかけは様々ですが、ベースに健診では気付かれない程度の発達特性があるケースを多く見受けます。私は幼児期からの介入や積み重ねが大切だと考えます。早くからお子さんの特性に気付くこと、関わり方を考えること、環境を整えることでより良い方向に結びつくこともあります。ご家庭でお困りのこと、心配なことがあれば一度相談ください。