REPORT

レポート

こども食堂

こども食堂「ダイニングあんさんぶる城陽」夏祭り

2025年8月22日、南山城学園が運営するこども食堂「ダイニングあんさんぶる城陽」にて、地域の子どもたちや保護者、ボランティアの皆さまとともに夏祭りを開催しました。

当日は、お好み焼き、フランクフルト、かき氷、シャカシャカポテトなど、夏祭りならではのメニューがずらりと並び、会場は笑顔と笑い声に包まれました。子どもたちは屋台の味を楽しみながら、友達や家族と過ごす時間に心を弾ませ、大人たちも懐かしい夏の風景に思いを馳せていました。食後には手持ち花火を囲み、夜空に広がる光とともに、世代を超えた交流と夏の思い出を共有する温かな時間となりました。

🍽「あんさんぶる」が目指す居場所づくり

こども食堂「ダイニングあんさんぶる」は、子どもたちの孤食を防ぎ、安心して過ごせる居場所づくりを目的に、南山城学園が企画・運営するこども食堂です。「食べて、話して、友達づくりのきっかけに」という願いを込めて、地域の多様な世代が関わる交流の場として展開しています。

この取り組みは、京都府社会福祉協議会が推進する「京都地域福祉創生事業(わっかプロジェクト)」の支援を受け、社会福祉法人が持つ施設・設備、ネットワークを活かしながら実施しています。

🏘地域に広がる“笑顔の輪”

現在、城陽エリアをはじめ、醍醐エリア、島本エリアでもこども食堂を開催しており、それぞれの地域に合わせた内容やイベントを通じて、多くのつながりを生み出しています。たとえば、醍醐エリアでは手作りピザ体験やスイカ割り、島本エリアでは地域の農家と連携した食育活動など、地域資源を活かした多彩な取り組みが展開されています。

また、城陽エリアでは、南山城学園の高齢者デイサービスセンター「すまいる」の利用者様が、こども食堂で提供する野菜の下準備にご協力いただいています。 長年主婦としての経験を活かして手際よく調理される女性や、初めてピーラーを手にする男性など、さまざまな方が「久々に切ったけど、おもしろいわ」と笑顔で参加され、世代を超えた協働の場となっています。

このように、こども食堂は単なる食事の提供にとどまらず、地域の多世代が関わり合い、互いに学び合う「共生・共助の地域づくり」の実践の場として機能しています。

🌱これからも、地域とともに

南山城学園は、今後も地域とともに歩みながら、誰もが笑顔になれる居場所づくりを通じて、共生社会の実現に向けた取り組みを継続してまいります。こども食堂にご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

南山城学園が取材協力した、こども食堂の紹介動画もぜひご覧ください。
🎥 南山城学園のこども食堂密着動画( 社会福祉HERO'Sちゃんねる )

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