プロジェクト概要

「発達障害の有無を問わず、すべての人が快適な理美容サービスを受けることができるように」

発達障害児・者の中には、理美容室に行けない方がたくさんいます。

ドライヤーやバリカンの音にパニックを起こしたり、じっと座っていることが苦手だったり、知らないお店に入ることに恐怖を感じる方もいます。

発達障害の有無を問わず、すべての人が理美容室でヘアカットができるように、理美容師向けの講習会などに取り組んでいるNPO「そらいろプロジェクト京都」と協働して、発達障害児のヘアカットに関する理美容師の皆様へのアンケート調査を実施します。
（2020年度トヨタ財団「しらべる助成」事業として実施）

活動内容

この調査は、理美容師の皆様方が日頃のお仕事の中で、発達障害児のお客様に出会われたことがあるか、実際にヘアカットするにあたりお困りのことがないか、などを調査することを目的としています。

令和3年7月より、法人が所在する城陽・宇治地域の約300店の理美容室に、アンケート調査への協力のお願いをしています。調査はGoogleフォームを活用しています。

その他、理美容師専門学校の学生へのアンケート調査、理美容室経営者等へのヒアリング調査を計画しています。

調査結果の活用

本調査結果に基づき、「理美容室における障害者への合理的配慮」など、新たなアクションに繋げたいと考えています。

法人理念にうたう「共生・共助の地域づくり」、また「誰一人取り残さない」というSDGｓの考え方に沿って、理美容に限らず、すべての方が快適な生活サービスを受けることができる社会の実現へのきっかけになれば幸いです。

「写真提供：そらいろプロジェクト京都」

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