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福祉魅力発信プロジェクト

『らせんの日々-作家、福祉に出会う』への取材協力

社会福祉法人南山城学園は、作家・安達茉莉子さんによる書籍『らせんの日々-作家、福祉に出会う』(ぼくみん出版会)に、取材協力を行いました。

本書は、安達さんが福祉の現場に初めて足を踏み入れ、障害者支援施設や介護老人保健施設、認定こども園などで働く職員たちの語りを通して、福祉の本質に迫るエッセイです。南山城学園では、創立60周年を迎える節目にあたり、安達さんをお迎えし、約1週間にわたる滞在取材を受け入れました。

📝 取材協力のプロセス

安達さんは、南山城学園の施設に宿泊しながら現場を体験し、職員9名へのインタビューを実施。障害・高齢・保育・地域福祉など多分野にわたる事業所を訪れ、職員の思いや日々の実践に耳を傾けました。

取材は、単なる情報収集ではなく、対話を通じた相互理解のプロセスとして進められました。安達さんは、職員の言葉を受け止めながら、自身の視点を交えて問いを深め、福祉の現場にある「ケアとは何か」「人と向き合うとはどういうことか」といった根源的なテーマに迫っていきました。

📚 書籍の魅力

『らせんの日々』は、福祉の現場を「らせん」のように描いています。堂々めぐりのように見えても、少しずつ高みへと進んでいく日々。その中で、職員たちが利用者の人生に寄り添い、支え合いながら働く姿が、安達さんの温かく詩的な筆致で綴られています。

南山城学園の採用コンセプト「人に向きあうって、おもしろい。」が、言葉とまなざしを通じて社会に伝わる一冊です。

南山城学園では、これからも福祉の現場から、人の営みの豊かさや、支え合うことの意味を社会に発信していきます。『らせんの日々』を通じて、福祉の世界に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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